【今さら聞けない?】ストレッチとマッサージの違いについて徹底解説|最適なアプローチを知ろう!
・ストレッチとマッサージって何が違うの?
・どっちが自分に合ってるのかが分からない・・・
こんな風に思っていませんか?
ストレッチを運動前や運動後にやっておくと良いのは知っているけど、実際にどんな効果があるのかと言われるとよく理解していないという方が多いのではないでしょうか。
近年の健康ブームでライザップを始めとしたパーソナルトレーニングが流行り、それに付随して全国的にストレッチ専門店も増えてきていますね。
「疲れたからマッサージ店に行こう」こう思った経験はきっとあなたもあるはず。それくらいマッサージに行くという行為は一般化していますよね。
しかし、「ストレッチ店に行こう」となる人はまだまだ少ないように感じます。
結論から言いますと、ストレッチとマッサージはまったくの別物。
この記事では、ストレッチとマッサージの違いについて詳しく解説します。
近年増えてきているストレッチ店では一体何をしてくれるの?そしてその効果は?
どんな状態であればストレッチをした方が良くて、どんな状態であればマッサージに行くべきなのか。
この辺りの理解を深めてもえれば幸いです。
ストレッチとは
ストレッチは、関節を動かして筋肉を伸ばすものです。
階段を上がったり単純に走ったりするとき、筋肉は縮むことで力を発揮しています。その縮む動きを繰り返し行うことで筋肉は固まりやすくなります。
こうしてうまく伸び縮みができなくなると血行が悪くなり疲労が抜けにくくなったり、関節の可動域(動かせる幅)が狭くなってしまって本来の動きができなくなってしまったりします。
このような悪くなった状態でいつもの動きをしようとすると「痛み」が出たりしてしまうわけです。
そこで、定期的に筋肉を伸ばすことで、正常に動かせるように保ってあげる必要があります。
ストレッチの効果
以下にストレッチの効果を挙げます。
- リラクゼーション効果
- 血行改善&疲労回復効果
- 運動不足の解消
- 身体のバランスを整える効果
- 運動パフォーマンスの向上
- 柔軟性アップ効果
- ケガの予防効果
- ダイエットのサポート効果
詳しくは別の記事で解説をしますが、ストレッチにこれだけ多くの効果があるということは紛れも無い事実。運動習慣なくても取り入れた方が良さそう。そう思ってもらえればここではOKです。
ストレッチの効果については下の記事で詳しく解説しています。
【柔らかすぎはダメ!?】ストレッチの効果について徹底解説!【3分でわかる】
マッサージとは
次にマッサージについて解説します。
マッサージとは、関節を動かさずに筋肉に圧をかけて筋肉のコリをほぐすものです。
「疲れた…」だったり「肩が凝っている…」といったとき、マッサージをしてもらいたくなりますよね?これはアプローチとしては正解です。
筋肉を押すことでコリを軽減できるというのは事実ですし、きっとあなたも実感がありますよね。
では、マッサージの効果についてもみていきましょう。
マッサージの効果
マッサージの効果は以下の通りです。
- コリをほぐす
- 疲労回復
- リラックス効果
- 血行改善
凝っている状態というのは筋肉が極度に緊張してしまっている状態で、つまりは、本来の動きができなくなってしまっている状態ということになります。
そんなときに一番早くコリを軽減することを目的とするのであれば、関節を動かすストレッチよりも関節を動かさないマッサージで凝っている筋肉に圧をかけてほぐすのが最適なアプローチになります。
では、逆にマッサージじゃなくてストレッチをした方が良い場合ってどんな場合なの?
そんな声が聞こえてきそうなので次で解説していきますね。
ストレッチとマッサージはどちらが効果的?
ここまでで挙げたストレッチとマッサージの効果を見てきっとお気づきだと思いますが、疲労回復や血行改善、リラックス効果などはストレッチとマッサージに共通する効果です。
筋肉を伸ばすアプローチでも、筋肉を押すアプローチでも前述の効果は得られるということを知った上で、ストレッチには関節を動かすことによる運動不足解消だったり関節可動域の拡大(=柔軟性アップ)の効果があり、マッサージには部分的に筋肉に圧をかけることによってコリをほぐす効果があると理解をしてもらえればOKです。
つまりは、これを理解しつつ、両方を組み合わせて行うことで身体をベストな状態に保ってあげることが重要なのです。
ストレッチとマッサージの効果的な組み合わせ方
前章の内容を理解したうえで、ストレッチとマッサージをどう組み合わせていけば良いのか。
ここが一番大事ですね。
例えば、肩こりを治したいというような場合には筋肉の収縮を正常にしてあげる必要があるのでストレッチが有効です。
ですが、会社員であればパソコン作業だったり、主婦であれば洗い物や洗濯を干したり、人間の動作って肩が前に出る動作が多いのでなかなか深刻な肩こりをおもちの方が多いんです。
そんな場合にはいきなりストレッチをするよりも、マッサージで筋肉をほぐしてからストレッチを行うことで一層の良い効果が期待できます。
また、普段仕事が忙しく肩こりや腰痛がある場合は交感神経(活発モード)が優位になっている事が多いので、副交感神経優位(リラックスモード)の時間を作ってあげることが重要です。
ストレッチもマッサージも副交感神経優位になるので、血流量の増大や筋緊張を落とす役割がありますので、どちらを受ける際もリラックスしながらやると効果的です。
トレーニングも組み合わせるのが一番
最後に、関連性の高いトレーニングについても触れておきます。
「筋肉は柔らかければ柔らかいほど良い」「柔軟性もあればあるだけ良い」と思ってしまっていたらこれは実は間違いです。
筋肉の柔軟性はあった方が良いですが、その柔軟性をコントロールできるだけの筋力も必要です。これは、柔らかくて筋力がないと伸ばされすぎて切れてしまう可能性が高くなるからです。
つまり、身体が柔らかすぎて筋力がない状態もまたケガに繋がりやすいということ。
ストレッチだけでなくトレーニングもしっかり並行して行うことで、筋肉に本来の可動域で本来の仕事をしてもらえるというわけです。
まとめ
ストレッチは関節を動かして筋肉を伸ばすもので、マッサージは関節を動かさずに筋肉に圧をかけて筋肉のコリをほぐすものでした。
ストレッチとマッサージの共通の効果としては、疲労回復、血行改善、リラックス効果がありましたね。ストレッチもマッサージもリラックスした状態で受けるとより効果的です。
ストレッチ特有の効果としては、運動不足の解消や関節可動域の拡大(=柔軟性アップ)などがあり、マッサージ特有の効果としては筋肉のコリをほぐすことでした。
また柔らかいだけではなく、しっかりとトレーニングをして筋力をつけてあげることでケガの予防にも繋がり、筋肉の本来の機能を発揮してもらえるということでした。
ストレッチとマッサージの違いを理解しつつ、自分の身体にとって最適なアプローチをしていきましょう。
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